普段からのお手入れが大切な排水パイプ。詰まっている様子がなくても、半年から1年に一度程度は、パイプ洗浄剤で配管内の清掃をしましょう。排水不良になってからからパイプ洗浄剤を使用すると、さらに配管が詰まる可能性があるので注意が必要です。
重曹と酢を使った汚れ落としは、人体への安全性が高く、環境にも優しいのでオススメです。
用意するもの / 重曹 ・酢(ホワイトビネガーなど安価なもの) ・お湯
重曹1/2カップを排水口に落とします。
続いて、酢1カップを重曹にかかるように流します。見えにくい箇所ですが、パイプの中では重曹と酢が反応して炭酸ガスが出て、泡立っているはずです。
約30分放置した後、お湯を使って洗い流します。熱湯である必要はありませんが、65℃以上のお湯が重曹の効き目を高めるので、ある程度熱いお湯を用意してください。その後、さらに大量の水で重曹や酢の成分が残らないように流します。水をためておき、一気に流すのも良いでしょう。
もちろん、市販のパイプ洗浄剤も効果的です。詰まる前の定期的なケアを心掛けてください。
いつの間にかこびりつく、ステンレス特有の白い汚れ。水道水に含まれるカルシウムなどのミネラル成分で、洗剤ではなかなか落ちないイヤな汚れです。
この白い汚れには、重曹が効果的。重曹を薄く表面を覆う程度に振りかけ、濡らしたスポンジで軽く磨くとピカピカになります。
消臭効果もありますので、一石二鳥。また、じゃがいもの皮でこすってもOK。
用意するもの / 重曹 ・スポンジ ・雑巾
重曹の粉を、汚れにうっすらとかかる程度に振りかけてください。写真ではわかりやすいように多めにまいています。
濡らしたスポンジで磨きます。あまり力を入れず、軽く滑らせるように
仕上げは水で洗い流した後、から拭きで。水分が残ると、また白化が起きてしまいます。
じゃがいもの皮や小麦粉は、とても粒子が細かく、優秀な磨き粉として活用できます。 お料理で余ったら、ついでに掃除をしちゃいましょう!
ガスコンロを掃除した後に着火不良が起きた場合は、たいていバーナー部分が目詰まりしていることが原因です。
ミゾの部分はワイヤーブラシ等でこすり、細い箇所は千枚通し・キリなどで目詰まりを除いてください。それでも点火しない場合はガス供給会社に連絡してください。
用意するもの / ワイヤーブラシ ・千枚通し、キリなど
バーナー部分を外します。
ワイヤーブラシ、キリなどで汚れ・詰まりを除きます。
水栓のパッキン・カートリッジが劣化してくると、レバーを戻しても水が止まらずポタポタと落ちてくるようになります。パッキン・カートリッジは5~8年で交換の時期となりますので、異常が出てきたら早めに遠鉄のリフォームにご連絡ください。
パッキン・カートリッジは消耗品です。ご家庭での交換作業は難しいので、症状が現れたらすぐに遠鉄のリフォームにご連絡ください。
毎日汚れるものの筆頭、それがコンロまわり。汚れがこびりつくと労力が一気に増えるので、日々のお手入れが肝心です。
用意するもの / 雑巾 ・キッチン用洗剤 ・クレンザー ・お湯
コンロの掃除の基本は、「その日の汚れはその日のうちに」。お湯で拭き取ると、油汚れもよく落ちます。
ガスコンロの場合、汚れがこびりついたり、細かい部分に入り込んでしまったら、五徳やバーナー、受け皿といった外せるものは全部外して、キッチン用洗剤を使って洗います。最近主流のガラストップはもちろん、ステンレスやホーロー引きでも、クレンザーやスチールたわしは厳禁です。
五徳やレンジの受け皿などの汚れの強い場合は、外してキッチン用洗剤で漬け置き洗いが効果的。
鉄製の五徳は、台から外してクレンザーで磨くのもOK。ただし、写真のようなステンレス製はキズ付きやすいので避けるのが無難です。
IHクッキングヒーターはフッ素コーティングされたガラストップなので、ガスコンロ同様にクレンザーや固いスポンジ、タワシはNG。汚れが固まらないうちに拭き取る習慣をつけましょう。たいていの汚れはお湯拭きで落ちるはず。
レンジフードも、毎日の炊事で汚れていくもの。本体部分は日々の水拭き(お湯拭き)で、フィルター部分は特に油汚れが固まってしまうので、月に一度は取り外して汚れを落としておきましょう。
用意するもの / 雑巾 ・キッチン用洗剤 ・スポンジ ・歯ブラシ
フードの外側の汚れは、汚れに気付いたら水か住宅用洗剤で拭き取りを。
月に一度程度はフィルターを取り外しましょう。カバーは、手前のロックレバー(2箇所)だけを外せばOKです(※機種により異なる場合があります)。
フィルターはミゾにはめてあるだけなので、上に持ち上げてずらせば外せます(※機種により異なる場合があります)。
ガンコな汚れには、中性洗剤を入れたぬるま湯で漬け置き洗い。
フィルターの目に沿って柔らかいスポンジや歯ブラシで汚れを落とします。
洗った後は、陰干しでよく乾燥。お好みで紙フィルターをセットして、02、03の逆の手順で戻してください。
流し台周りのトラブルで多いのは、排水管の詰まりによる排水不良や悪臭の発生です。普段から「詰まらせない」ためのお手入れをして、トラブルを未然に防ぎましょう。
用意するもの / 市販のパイプ用洗剤