リビングに隣接した和室や押し入れの襖は、表と裏で大きな温度や湿度の差にさらされるときがあります。そんなときに反りが発生し、襖同士が当たったり、襖が戸袋の枠に当たることがあります。このようなときは、厚めの新聞紙や柔らかい布を挟んで15分ほど置き、反りを戻してあげましょう。
用意するもの / 新聞紙、柔らかい布など
反ることによって、お互いのスキマがなくなってしまった襖。開けるたびに擦過音がする状態です。
新聞紙の束など、キズがつかず挟みやすい素材を用意。適量を挟み、15分程度置いてください。
反りが直り、適当なスキマが生まれました。
窓の鍵が閉まりにくいときは、クレセント錠の調整が必要。クレセント錠はカバーを外してビスを緩めれば、位置の調整ができます。
用意するもの / ドライバー(サイズをお確かめください)
ホコリや異物を取り除いてもサッシやシャッターの動きが悪い、ローラーが擦れる音がする場合は、シリコンスプレーをかけてください。
用意するもの / ドライバー(サイズをお確かめください) ・ シリコンスプレー
鍵の動きが重い、引っかかるような感触で回らない。そんなときは、シリコンスプレーや鍵穴スプレーを散布すれば直る場合があります。丁番(ドアの開閉部)等のきしみも同様にスプレーします。
※油性の潤滑剤は汚れが付きやすいので厳禁です。シリコンスプレーがないときは、鉛筆の芯を削った粉を鍵に振り掛け、何度か鍵を出し入れすれば同様の効果があります。
用意するもの / シリコンスプレー ・または鉛筆の芯
玄関のドアが閉まるスピードは、お好みで調整可能です。また、長く使っていると、だんだん早くなる傾向にあります。上部についているドアクローザーの調整ネジで、お好みの早さに調整してください。
用意するもの / ドライバー(サイズをお確かめください)
木は呼吸する材質のため、季節の変わり目になるとドアの位置関係がわずかにずれ、開閉時に枠や床に当たることがあります。このような場合は、ドアの丁番に備わっている調整機構で、建付を調整してみましょう。ドライバー1本で簡単に調整できます。
用意するもの / ドライバー(サイズをお確かめください)
レバー型のハンドルは、ハンドル下部に調整用のネジがあります。ぐらぐらしてきたら、このネジを締めて固定してください。
用意するもの / ドライバー(サイズをお確かめください)
引き戸の滑りが悪いときは、戸車の位置を調整して対処できます。それでも動きが悪い場合は戸車がホコリを巻き込んでいる可能性があるので、戸を外して戸車やレールからゴミを取り除いてください。
用意するもの / ドライバー(サイズをお確かめください)